上手い人はどこで買ってるの?
チャートから読み解くエントリーポイントの見つけ方
「なんでこの人はそこで買えたの?」
チャートを見返して、そう思ったことはありませんか?
株の売買に慣れてくると、「どこで買うか」がトレードの成否を大きく左右することに気づきます。特にスイングトレードのように、数日〜1週間程度の値動きを狙うスタイルでは、エントリーポイントの選び方が重要です。
本記事では、上手い人が意識している典型的な買いポイントをいくつか紹介しつつ、実際に「仮説→検証→反省」できる練習方法についても触れていきます。
よくあるエントリーパターン3選
① 移動平均線を支えにした反発タイミング
たとえば「25日移動平均線にタッチして反発」など、押し目買いの定番パターン。
一度上昇した後に軽く調整して、再び上昇に向かうところを狙います。
② サポートラインでの反発
過去に何度も止められている価格帯(サポート)に差し掛かったとき、その価格帯で反発したことを確認してから入るという判断も一般的です。
③ 上昇トレンド中の「陽線包み足」などのチャートパターン
「下げが止まったサイン」として有名なローソク足パターンも、スイングトレーダーはよく見ています。
特にトレンドが強い銘柄では、ちょっとした押し目+陽線でエントリーする判断がよく見られます。
見逃しがちな落とし穴
上記のような「買いパターン」は教科書的にたくさんありますが、実際の場面では、
- 本当にそこが反発地点なのか?
- トレンドは続いているのか?
- 出来高は伴っているか?
といった複数の要素を組み合わせて判断しています。
「知ってるけど、なぜかそこで買えなかった」という経験がある人も多いはずです。
仮説を持って、検証しよう
そして振り返る「反省」が上達の近道
上手くなりたいなら、「仮説 → 検証 → 反省」のサイクルが欠かせません。
たとえば、
- 「25日線で反発したら買い」という仮説を持つ
→ それが当たった or 外れた理由を振り返る - 「この形なら翌週も上がるはず」と思って予測する
→ 実際に上がったか?外れたら何が違ったのか?
このサイクルを手軽に回す方法として、「株問(かぶもん)」を活用できます。
株問(かぶもん)なら、実践的に「予測→答え合わせ」ができる
「株問(かぶもん)」は、過去の実際の株価チャートの一部を表示し、その先の値動きを予想するという練習ができるアプリです。
- 自分の予想をチャートに描く
- その後、正解のチャートを表示して答え合わせ
- 自分の予想と実際の動きとの誤差、相関係数、スコアも確認可能
つまり、「仮説→検証→反省」の流れを自然に実践できるんです。
さらに、プライム市場や業種での絞り込み、移動平均線やRSIの確認など、スイングトレーダーが気になるポイントもサポート。
株問(かぶもん)は「今日買う銘柄選び」にも使える
「株問(かぶもん)」はチャート予測の練習だけでなく、実際に今日トレードする銘柄を選ぶためのスクリーニングツールとしても活用できます。
具体的には:
- プライム市場に限定して、安定した銘柄の中から選べる
- 業種(セクター)で絞り込んで、テーマに沿った銘柄をチェックできる
- 移動平均線やRSIなどのテクニカル指標を見ながら判断できる
これらの機能を使えば、「自分の得意なチャート形をしている銘柄」だけをピックアップすることも可能になります。
トレードの精度を上げるためには、「勘」ではなく、「自分のルールに合った銘柄を選ぶ」ことが重要。
株問は、その判断基準を実践で鍛えられるツールでもあるのです。
練習すれば、見えるようになる
チャートの読み方に「正解」はありませんが、「買いが入りやすいポイント」には一定の傾向があります。それを見極めるには、実際に仮説を立てて予測してみることが最短ルート。
「なんとなく」ではなく、「こうなると思ったからここで買った」と自信を持って言えるようになるために。ぜひチャートの読み方を、実践を通じて身につけていきましょう。
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